君がいる世界

地球回すロマンスを証明してみよう

永遠に記憶に残るような思い出を欲して。

 

はろー。

久しぶりにブログを打ってる私です。

 

みなさんお元気ですか?

 

今日は廉くんのお誕生日ですね!

 

お誕生日ブログもこの後更新しますが

それより先にタイトルの方を更新します。

 

色々ダラダラ色々かきますが、

今日のブログのタイトルは、

ある小説の中の言葉です。

 

その作品について書きます。

 

映画版の主演を務める人のヲタクが

思うことを自由気ままに書いた投稿です。

だから、

これを読んでいる人が求めていることが

この後かかれるか分かりませんが

お時間あった是非よんでください。

 

ネタバレも若干含むので

見たくない方はUターンしてね。(笑)

 

永瀬廉くん主演のあの映画。

タイトル書かなくても分かるでしょう(笑)

廉くんのファンになってから、

廉くんが演じている作品を

映画館で見るのはしれっと実は初めてで。

 

前作「弱虫ペダル」は、

見に行こうと思った頃には終わってて行けず。

結局、DVDが初めましてだったんだよなぁ。

 

昨年3月に制作発表された時

この作品こそは映画館に足も運ぶし、

舞台挨拶も現地行くぞ!と決めていました。

 

それが、

映画「真夜中乙女戦争」

です。

 

 

昨年4月末に

原作の「真夜中乙女戦争」

を読みました。

 

知ったきっかけは

主演目的という不純な動機ですが(笑)

 

でも本のレビューを読んで、

原作めちゃくちゃおもしろそうだなぁって。

 

インスタにも多分書いたけど、

この表現が適切でないのはわかるけど、

本当に読むのが苦しかった。

 

小説を読むスピード、

ここ数年で1番時間がかかった。

 

だって、私は[私]を最初理解ができなかったから。

なに屁理屈言ってるんだと。

 

いつもは1冊3時間。

どんだけ時間かかっても6時間くらいあれば、

1冊読めるのに。

 

多分「真夜中乙女戦争」は

トータル時間でいうと12時間以上。

でもそれには理由がちゃんとあって。

ひとつひとつの文章を理解しないかぎり、

意味がわからないと思ったから。

難しくて解釈がわからない部分は

何度も読んで理解して読み進めました。

 

東京破壊計画が始まったあたりからは

怒涛の展開で、物語の中の疾走感が凄くて。

多分読むスピードもいつもより

少しゆっくりくらいで読み進めました。

 

完全に理解することはできなかったけど、

先輩の発言の何個かは、

物語の【私】だけじゃなくて

私自身も救われた気がしました。

 

これを廉くんがやるのか。

一体どう演じるんだろう。

この時既に私は、

映画「真夜中乙女戦争」という作品に

すごくすごく興味を示し、惹かれていた。

 

SNSで色々宣伝が次第に解禁され、

原作者のFさん、二宮監督、益田さんの

乙女の集いVol.0が開かれを

父親とたまたま聞いて。

「廉くん、こんな面白い人達と映画やるんだね!」

って、言葉が自然とでるくらい。、

私の贔屓目なしに

すごく面白い人達で作る映画なんだなと。

更に楽しみという感情がプラスされ。

 

2022年1月21日という日を待ち望んでいました。

 

公開が近づくにつれ、PRも盛んになり。

映画公式コンテンツ、パンフやグッズなど

今まで色んな作品をみてきたけど

その中のどれよりも世界観にあっていて。

とてつもなくオシャレで。ハイセンス。

最高以外の言葉が見つからない。

 

根拠はないけど公開前から、

見終わった後きっと「最高」が

詰まっている作品だなと確信できるくらい。

 

初日は雪の影響があっていけず、

舞台挨拶も今の状況もあって、

チケットとれなくて現地に行けず。

 

家族の仕事が仕事の内容なので

行きたい気持ちを押し殺し、

大人しく地元で舞台挨拶の中継をみることに。

 

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中継2回ともみました。

 

住んでいる県で中継やる劇場が1つのみで。

鬼畜ゲームかよって思いましたが…。

どうにかこうにか見やすい席で

2回とも見れて本当によかったです。

 

舞台挨拶の中継は、終始いつもの廉くん。

素だろうなぁというようなリラックス状態(笑)

 

それがすごく愛おしくて。

めちゃくちゃかわいくて。

 

2回目は、お誕生日サプライズもあったし。

本当に終始幸せそうで、嬉しそうで。

その顔をずっと見ていたいくらい

私はすごく幸せそうに見えました。

 

ちなみに間休憩(?)に、#乙女の集い part2を。

時間はキャストの皆様たちよりなくて。

ロビーもめちゃくちゃ混んでたから

近くにあった某レモネード店に駆け込みを。

1人寂しく、ストロベリーレモネードを

飲みながら(笑)

 

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永瀬さん?

にゃんこのぬいぐるみは

マイクじゃないんだからね?

めっちゃズボンの所を持ち手のようにして、

マイクのように終始もってたけど(笑)

でも、最後はにゃんこお辞儀させてたね。

そういう所がすごくかわいい永瀬廉くんです。

おちゃめだね。

とてつもなくかわいいよ、本当に。

 

 

さてそろそろ映画本編のことを書こうかな。

2,000字近く映画本編とは関係ない話を

書きたいようにダラダラ書きましたり

すみません。

 

原作を読んだ私が内容を触れずに書くと、

『すごく見やすく分かりやすい解釈で美しい映画』

 

内容のことを踏まえて書くと

『この物語は別の世界の私の物語かもしれない。』

 

という感想がパッと思い浮かびました。

 

 

まず、

『すごく見やすく分かりやすい解釈で美しい映画』

という所から。

 

映画版は原作のいい部分を生かしつつ、

オリジナルの要素もあって。

 

23個の映画版のストーリーがあって。

最初の構成と随分変わったようですが。

 

一部、パンフレットに掲載されていた

第4稿と第9稿も読んだけど随分ちがっていて。

コロナ前の脚本でかかれていたVer.の映画も

正直みてみたかったなぁ。

完成版とは違う印象の作品に

きっとなっただろうなぁと。

 

実際に使われた決定稿しか

私は全てを知らないけれども、

この物語を110分で理解するためには

1番分かりやすく、

感情がはいりやすかったのではないかと

個人的には思いました。

 

言葉を選ばないでかくと原作は

少し周り口説くて分かりにくい表現が

多いなと感じでしまっていました。

 

でも映画版は、

内容理解の観点から見ると

比較的分かりやすかった。

あくまでも個人的な意見です。

 

物語の深みは原作同様しっかりあります。

映画オリジナル要素が加わることで、

物語のテンポ感が心地よく、

見やすさと理解しやすさが

増されているのではないかと。

 

私はなにより映像・美術に感動しました。

 

正直、映画美術で感動したのは

アニメーションになるんですけど

新海誠監督くらいなんですよね。

 

頭を殴られたような衝撃で美しすぎたのが、

新海誠監督の「言の葉の庭」。

 

それ以外色々映画はみてきたけど

感動するほど美しいと思ったことがなくて。

 

実際のセットと映像を通すと

実写になると違って見えるのは把握してますが、

それでも感動するものに出会えず。

 

でも、「真夜中乙女戦争」は違った。

 

最初から最後まで美術も映像も

これ程ないくらいの美しさだった。

キャストの美しさはもちろん、

カメラワークもそうだし、編集の仕方も。

何もかもが美しかった、

無駄がなく、足りない所もない。

 

内容は重くのし掛るものだけど、

それ以上に心が軽くなる。

心のコリがとれるって言った方が

適切な表現だと思いますが。

 

相手がどうこうとかではなく、

大好きな人のキスシーンを

見たくない人は沢山いると思います。

少なからず私はそうです。

 

でも、そのシーンさえも

美しすぎて見とれてしまう。

嫌な気分にはならない。

 

寧ろ、キスされてる相手になれないのに

なったかのような錯覚に陥るくらい

その世界に引き込まれていって。

 

とにかく最高でした。

 

それと、二宮監督が前に言っていた

特報映像で使われて、

本編では使われてないカット割り見つけました。

かくれんぼ同好会の面接シーン。

あのシーンは特報はあの映像で正解だし、

本編はあのままで大正解。

 

そういう違いも見つけながら見れる

すごく極上な映画だと私は思います。

 

そして、

『この物語は別の世界の私の物語かもしれない。』

ということ。

 

私自身、正直今に満足なんてしてない。

 

地元では知らない人がいないくらい

有名なそこそこの企業に入社したのに

親会社の大手インフラの会社には捨てられ

なんだそこ?っていうところの傘下になり。

自分の築き上げてきたものは奪われ、

同期は全員居なくなって。

上司や同僚と上手くいかず悩んで。

転職活動も上手くいかなくて。

私はなにをしてるのだろうと。

 

【私】のように、

世界に対してどこか諦めてる。

でも、希望を完全に捨てきれない。

だから自分の中でもがいている。

 

私が黒服のような魅力的な人に

出会ってしまったら。

もしかしたら…と。

 

映画の世界が現実ではなく、

パレルワールドだということが

分かるシーンがあります。

 

あのシーンを見た時に

登場人物の【私】は

別の世界の私自身なのでは

ないかと思いました。

 

先輩が、

「生きているならそれで良しとしてあげるよ」

っていうようなセリフを言うのですが

原作ではクライマックス確か1回だけで。

 

映画では2回言ってるのですが、

先輩の言葉の重さは明らかに違って。

ラストシーンの方は本当に考えさせられて。

 

毎日に絶望しているけど、

でもすごく希望をもたせてくれた

素敵な作品でした。

 

最後に。

黒服が【私】に、

「会うべきタイミングでは必要な人に会う」

みたいな事を作中に言います。

 

きっと人生を変えるような出会いは

そういうタイミングでするもので。

撮影が1年延期になって、

今のタイミングで公開されて。

大変苦労が多かったと思います。

 

私のブログを普段読んでる方や

友人たちは知ってると思いますが、

コロナがなかったら

いずれ廉くんのファンに

なっていたかもしれないけど、

絶対今ではなかった。

 

多分今もきっと、

好きだったアイドルを

好きでいたと思う。

その人から離れてなかったと思う。

 

私は出会うべきタイミングで

永瀬廉くんに出会い、

「真夜中乙女戦争」に出会った。

 

コロナの影響も多少あって、

大学四年生の頃は

ほぼ毎月行っていた映画館も

全然行かなくなっていたけど、

「真夜中乙女戦争」は

映画館で映画をみるっていいなぁと

また思わせてくれる

最高のバットエンド作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

永遠に記憶に残るような思い出を欲して

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それがこの、「真夜中乙女戦争」です。